ウトロ温泉とスープカリー
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ウトロ温泉とスープカリー
オシンコシンの滝の駐車場で鹿を発見した私たちは、この先からは、たくさんの野生動物を見れるに違いないと思い、ワクワクしながらウトロ温泉に向けて出発しました。
道路にヒグマが出てくるという、ニュースで見かけるような展開になることもあるかもしれないので、運転にも、より注意を払わなければいけません。
ウトロ温泉が近くなってきますと、民家が多くなり、街の気配を感じます。
北海道にはセイコーマートというコンビニが多いようでございまして、ウトロ温泉の街にもセイコーマートがありました。
セイコーマートという名前は、チェーン全体を成功させるという、意味合いからきたそうで、熱い情熱を感じます。
また、私が初めて知床に行った時はなかったのですが、ウトロ温泉の街に入りますと、左手に、道の駅に併設された知床世界遺産センターが見えてきます。
こちらでは、知床の野生動物の生態の展示コーナーを見学できたり、道の駅ではお土産を買えたり、知床ならではの食事ができたりと、知床にきたら必ず立ち寄りたいスポットです。
私はいつかの知床旅行の時に、こちらでスープカリーを食べたのを覚えております。
知床のスープカリー
スープカリー…
皆様ご存知のスープカリーは、札幌発祥であり、中国、朝鮮の薬膳スープ、また、南インド、スリランカ、インドネシア、タイなどの各国の、汁気の多いカレー等を参考にしたそうです。
まずは一口…
と、スープを入れたスプーンを口に近づけますと、よりいっそう香ばしいカレーの香りを強く感じ、思わず深呼吸してしまいます。
鼻の奥まで、カレーのスパイスを含んだ空気を吸いこみ、フゥー、と息を吐き出します。
そして、また、このスープカリーの中の野菜が、とてもたまりません!
ジャガイモ、人参、トマト、ナス、ブロッコリー…
そして卵とお肉…
北海道の知床でスープカリーをいただきますと、北海道発祥のスープカリーの文化を楽しんでいる喜びが込み上げてきます。
至福の時間です(笑)
その後、私は、街でスープカリーの文字を見かけると、この時のことを思い出すようになりました(笑)