ウトロ温泉とナイトツアー
目次
ウトロ温泉に到着
私たちの宿泊予定の知床グランドホテル北こぶしに到着しますと、こちらの駐車場にも野生の鹿がきてました。
とにかく知床では野生の鹿がたくさん見れます。
そして、野生の鹿は美しいです。
大きな鹿、子鹿、牡鹿、牝鹿
牡鹿には立派なツノが生えてるのですぐわかります。
このツノで鹿の年齢がわかるそうです。
知床の鹿の体にはたくましい筋肉がつき、その姿は、豊かな知床の自然を物語っています。
さて、私たちが宿泊する、知床グランドホテル北こぶしは、海に面してるので、部屋からも大浴場からもオホーツク海を眺めることができます。
こちらの海は南国とは違い、いわゆる北の海です。
私はこういう景色を眺めながら、いろいろなことを思い出したり、考えたりするのが好きです。
私が幼い頃、父はよく、新潟の六日町に連れていってくれました。
その車内で、いい日旅立ちの曲が流れてたことも、よく覚えております。
北の海を眺めながら、そんなことを思い出しておりました。
素敵な眺めのお風呂を堪能し、いよいよ夕食ですが、残念なことに、夕食の内容が思い出せません。
これは、また、知床グランドホテル北こぶしに行かないといけませんね(笑)
ナイトツアー
知床グランドホテル北こぶしの部屋には、ナイトツアーのチラシがありました。
観光バスに乗り、夜の知床を探検するイベントです。
夜の知床はどんな風景なのでしょうか。
自分たちだけだと心細いですが、バスに乗り、ガイドさんがいるツアーなら安心です。
私たちはロビーに集まり、バスに乗り込みました。
夜の外出というのは、どうしてこんなにワクワクするのでしょうか、不思議です。
バスにはたくさんの宿泊客の方々が乗り込み、カムイワッカの滝方面に出発しました。
やはり都会と違い、あたりは暗闇に包まれています。人も車もいないので、ちょっと怖いです。
道の脇には草木が生い茂り、そこによく鹿やキツネがいるそうです。
バスが速度を落としました。
どうやら鹿がいるようです。
ガイドさんが道の脇をライトで照らすと、何かが光りました。
そこに大きな鹿がいました。光っているのは、鹿の眼でした。
鹿を見た人から、ウワァっと歓声が上がりました。
飛行機に乗り、車で走り、長い時間をかけて、知床にやってきて、その知らない土地の真っ暗な夜に、人も車も通らない峠道で野生の鹿を見ると、普段、自分が過ごしている世界とはまったく別の時間が流れていることに気が付きます。
普段、私が過ごしている世界とは、まったく別の世界観を感じ、異次元にいるような気分です。
歌舞伎や日本舞踊のように、旅も異次元の世界観を感じられます。
これだから旅はやめられません(笑)