知床岬とルシャ
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知床岬とルシャ
上記の写真は、船の上からルシャで狩りをしているヒグマを撮影した写真ですが、遠くてわかりにくくて申し訳ございません。
中央から少し右に写っている黒い物体がヒグマでございます。
さて、知床半島の滝や断崖絶壁の絶景を見て、野生のヒグマをみれた私たちが次に向かう場所は知床岬です。
いよいよあの、知床旅情の歌詞の、はまなすの花が咲く知床岬をこの目で確かめることができます。
ここまでは、港を出てから約1時間です。
知床岬まで行くこの観光船が帰港するのは、2時間後になります。
あと、2時間…
酔い止めを飲んだのに、気持ち悪い…
早く帰って休みたい…
その辺の陸地から車で戻りたい…
誰か船の揺れを止めて…
もちろん、その辺の陸地から車で戻れるはずもなく、船の揺れも止まりません。
船酔いが激しい私は、せめてルシャまでのコースにしておくべきだったと、後悔するのでした(笑)
知床岬とイルカ
引き返してください。
と、言えるはずもなく、船は容赦なく、知床岬に進みます。
私はよく船酔いをするのでした。
それなので、行きたくても行ってないのが、小笠原諸島です。
小笠原諸島に行くのに、24時間の船旅と聞きますと、エイッ!という気持ちになれません。
しかし、小笠原諸島には、行ってみたいと思っておりますので、気力体力があるうちに、エイッ!という気持ちにもっていかないといけませんね。
そして、容赦なく進む船の横に、イルカの群れが泳いでいるという放送が入りました。
イルカ?
へー
あーそう、イルカ
ふーん
船酔いにより、何も感じないようにしようと、現実逃避している私は、せっかくのイルカに興味を持てませんでした。
なんともったいない。
ただ、ただ、時が過ぎるのを待ち、何も感じないようにするのが精一杯でした(笑)
そして、船はいよいよ知床岬に到着しました。