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知床岬と語り部

目次

知床岬と船酔い

船酔いの状態では、ルシャから知床岬までの30分間の航路は、長い、とても長いです。


途中にイルカの群れがいても興味を持てません。

人は、体調が優れないと、何も興味を持てなくなるのでしょうか。

加藤登紀子さんの知床旅情を聞いて、知床岬に憧れ、その地にやっと到着した私は



早く帰って休みたい


と、思っていました(笑)

そんなわけで、知床岬がどんなところだったのか、よく覚えておりません。

インターネットで、知床岬の写真を見ますと、たしかにこんなところだった気がします。

奄美大島の時のスキューバダイビングといい、知床観光船といい、波の強いところは、船酔いに注意が必要ですね。

幸いにも、帰りに少し落ち着いてきた私は、再びイルカの群れに遭遇することができたので、めでたし、めでたし、ということにしておいてください(笑)

めでたし、めでたし、といえば

めでたし、めでたし、といえば

皆様は何が思い浮かぶでしょうか。

私は、秋田の鹿角市の語り部の方を思い出します。

鹿角市で泊まった宿泊施設で、語り部の方の話しを聞ける機会がありました。

ご存知の方も多いと思いますが、語り部は、昔から語り伝えられている民話、神話などを現代に語り継いでいる方のことだそうです。

なぜ、私が、めでたし、めでたしで、その語り部の方を思い出すかといいますと

その語り部の方は、必ず、話しの最後に


どんど晴れ


と言ってました。


どんど晴れ

朝の連続ドラマのタイトルでもございますが、私はどんど晴れの意味が、めでたし、めでたし、という意味だということを知りませんでした。

そんな語り部の方のお話しですが、覚えているのは、でっけえおならでそば粉が飛んでいったというお話しです。

語り部の方も、なぜ、この話しが伝わってるのかわからないとおっしゃっていましたが、こういうお話しの方が、人の記憶に残るのですね。

ほかの話しは秋田や岩手に伝わる民話だったと思うのですが、残念なことに、よく覚えておりません。

日本にはたくさんの民話があり、それを舞踊にしたり、歌舞伎にしたりしたものがたくさんあるようです。

海老蔵さんのABKAIの花咲爺さん

玉兎では、カチカチ山の様子の踊り

さらに五耀會のさるかに合戦などもございまして、民話と日本舞踊や歌舞伎の結び付きを深く知ることができます。

もっといろいろ知って、さらに理解が深まると、今以上に日本舞踊や歌舞伎が楽しめるのでしょうね!

それを考えますと、もっともっといろんなことを知りたくなりますね。