恐山と宇曽利湖
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恐山
恐山
恐山は青森県、下北半島にある日本三大霊場の一つでございまして、地蔵信仰を背景にした死者の供養の場として知られているそうです。
普通に生活してますと、その存在を知ることも、関わり合いを持つことも少ない場所なのではないかと存じます。
私は、その恐山に、エイッ!と行ってみたことがございます。
恐山に行きますと、いやでも死生観を強く意識させられます。
いつか必ずくる死の不安を、昔の人々はどうしていたのでしょうか。
争いや災害などで人々の不安が大きかった地域では、寺社仏閣やこのような場所が、人々の不安を和らげていたのではないかと思いました。
そして今、恐山に行った時のことを思い出しますと、私は若い時の方が不安が強かったように思えます。
宇曽利湖
夕方だった為か、私が恐山に行った日は、人がほとんどいませんでした。
中へ入りますと、荒寥とした岩場の景色に、風車と積まれた石、賽の河原でしょうか。
静寂の中に、何かはりつめたような空気を感じます。
そして、この賽の河原を抜けますと、そこには天国のような景色の宇曽利湖がございます。
私が見たことのある、天国の景色を表現してる絵は、こちらの宇曽利湖を描いたのではないかと思うような景色です。
この宇曽利湖を眺めておりますと、子供の時のことなどを思い出し、懐かしい記憶が蘇ってきます。
そして恐山といえば、なんといっても、イタコさんが有名ですね。
イタコさんは、恐山大祭の時や恐山秋詣りの時に恐山にくるそうなので、恐山に行くならお祭りの時がいいようです。
どんなお祭りなんでしょうか。
お祭りはワクワクします。
恐山のお祭り、とても楽しそうですね。