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茶道と舞踊道

目次

茶道の先輩

私は、茶道の経験はありませんが、茶道の人をもてなす心の在り方や礼節と、もてなされる人の心の在り方と礼節について、非常に興味がございます。


というのも、日本の歴史に沿った生活習慣や文化習慣、日本人に合った、人のもてなし方や、もてなされ方の心や礼節を、生涯をかけて学び伝えてきた、何十人、何百人、何千人、何万人、何代もの家元や門弟の知恵と工夫と努力の結晶が学べるというのは、建築物に例えれば、基礎工事や土台工事がすでに済み、何十階もの建築物がすでに出来上がっており、そこからスタートができて、さらに高い建築物を作ることに着手できるということではないでしょうか。


茶道の経験がない私に、先輩が教えてくれたのは、茶道は千利休から始まり、そこから表千家、裏千家、武者小路千家が三千家といわれてることを教えてくれました。


また、冷蔵庫がなかった時代に、その役割を果たした氷室という、氷の貯蔵庫から氷を運び出し、その氷で冷やしたお菓子を、茶室でお客様にお出しする手配と苦労、そしてそれをいただく方にも、そのことがわかる教養を持つ人と持たない人、どちらの人間になりたいかといわれたら、やはり、そういうことがわかり、さらに人の気持ちがわかる人間になりたいと存じます。


私は、恥ずかしながら、そういうことがわからない人間でした。

また、知恵や工夫の積み重ねへの敬意が足りなかったり、そういう見えないものの価値を理解できていませんでした。

お恥ずかしゅうございます。


茶道の道がみちであるように、舞踊にも舞踊道があると存じます。

舞踊道というのは、明確な言葉として使われておりませんが、ほかの舞踊のお教室にも、礼儀作法や振る舞いについての説明文を見ることができます。

華音先生と、謙虚な生徒さんのやり取りは、とても品格を感じ、美しゅうございます。その姿を拝見しますと、私も粗野で野暮な振る舞いを慎み、周囲の方々と気持ち良く過ごす振る舞いを心がけなくてはと、身の引き締まる想いです。


歳を重ね、舞踊を続けるにあたって、人として恥ずかしくない品格と教養を、少しずつでもいいので身につけていきたいと存じます。