ニーチェとゲーテ
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- ○ ニーチェとゲーテ
ニーチェとゲーテ
事実というものは存在しない
存在するのは解釈のみである
ニーチェ
私はこの言葉を拝見した時、なるほどなあ
と思いました。
一つの事象が起こった時、それを見た人が、その事象について、どのように判断し、解釈するのかは、十人十色と存じます。
特に舞踊では、それが顕著に表れます。
舞踊に対して、どのように向き合ってるのか、どう取り組んでるのか。
それが踊る姿に表れます。
そして、それを見た人が感じることは、十人十色。
解釈もさまざま解釈があると存じます。
踊りが大好き
たくさんお稽古してきた
楽しい
嬉しい
気持ちいい
その人の舞踊から、そんな声が伝わってきます。
さらに、人によっては、踊る姿から、今後、どうしたいのかまで伝わってくる方もいらっしゃいます。
人間は、結局、自分がなりたいと思う人間になる。
ゲーテ
この言葉を拝見しますと、自分が舞踊を通じて、どのような人間になりたいのか、今はまだ、はっきりと自覚できませんが、少しずつでも考え、意識していきたいと考えるようになりました。
「ここからどの道を行けばいいのですか」
「それは君がどこへ行きたいかによるな」
ルイス・キャロル