マスターマインド
目次
信頼できる人と協力関係を築く
自己啓発の大家ナポレオン・ヒルは、100年以上前にマスターマインドについて指摘した最初の人物である。
彼はそれを「2人以上の人たちが協調しながら明確な目標を達成するために、知識と努力を提供し合うこと」と表現している。
マスターマインド・グループとは、たとえば仕事の成功のように共通の目標を持ち、お互いに助け合う人たちのことである。
素晴らしいことに、たった2人でも知恵を出し合うと、1+1が2ではなく、10にも20にもなる可能性がある。
マスターマインド・グループ
彼らは定期的に会って話し合い、さらに大きな成果を上げるように励まし合う。
マスターマインドの会合を開く方法に決まりはないが、週に1回集まることが最大の恩恵をもたらすようだ。
直接会ってもいいが、技術の進歩のおかげで電話やスカイプ、インターネットでマスターマインドの会合を開くこともできる。
各メンバーは自分の考え方や目標、結果を発表し、相手の意見や助言を求める機会を得ることができる。
マスターマインドの会合は大きなインパクトを持ち、それによって得られる勢いは、ときに数ヶ月も続く。
マスターマインドの会合がもたらす恩恵
マスターマインドの会合がもたらす恩恵を列挙しよう。
・次の会合までに計画を練ることができる。
・その計画にもとづいて行動することができる。
・精神的な支援を得る事ができる。
・自分のことを思ってくれている人に建設的な批判をしてもらうことができる。
・1つのテーマについてさまざまな考え方にふれることができる。
・停滞を避けて成長する為の発奮材料にすることができる。
・明晰に考えるきっかけにすることができる。
同じような状況を経験した人が善意でアドバイスをしてくれる機会ほど大きな恩恵をもたらすものはない。
ぜひ、マスターマインドの会合を定期的に開こう。