ディーパック・チョプラ
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過去にしがみつかない
自分の過去に費やす時間はすべて、自分の現在と未来から時間を奪うことになる。過去にしがみつくのをやめよう。過去と決別する勇気を持って初めて、人生で起こる新しいことに心を開くことができる。
「こうすればよかった」「こうすることもできた」と悔やみながら、過去にうまくいかなかったことを考えて時間を浪費してはいけない。そんなことをしても意味がないからだ。
いくらあがいても、過去を変えることはできない。
自分がほしくないものではなく、自分がほしいものに意識を向けよう。過去にうまくいかなかった状況に意識を向けると、そういう状況をますます多く引き寄せてしまうおそれがある。
過去の経験から学んで前を向いて進んでいこう
それこそが、今後あなたがしなければならないことだ。過去にうまくいかなかったことではなく、将来的にうまくやりたいことに意識を向けよう。
あなたは過去と決別して自由になる必要がある。
そうすれば、新しい体験を次々とすることができる。まだ終えていない案件を終わらせ、うまくいっていない人間関係を断ち切ることによって、さまざまな古いしがらみを解き放とう。
思想家のディーパック・チョプラは「私は記憶力を活用するが、過去の記憶に翻弄されない」と言っている。過去のことを終わらせ、自由になって現代を楽しもう。
人間関係や仕事、その他の分野のことを中途半端な状態で放置してはいけない。ひたすら前進を続けよう。
人生で中途半端な状態で放置していることを列挙し、その一つひとつに取り組もう。