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人は9割変わらないと悟る

目次

ロマン

アメリカ西海岸視察セミナーで自分の賭けるべきロマンを見つけるまでの私は、自分の暮らしのことを考えるだけで精一杯。

何度となく自殺まで考えたように、自分の暮らしさえも危ういものでした。

ところが、ロマンが明確になってから、それまでの消極的な考え方が一変しました。

それまではできるだけラクをしたいと思っていましたが、その後はまったく休みを確保できなくても仕事が楽しくてたまらなくなったのです。

なぜなら、「日本人の住まいにもアメリカのような豊かさを広げるのだ」というロマンを掲げて努力することに、他のことで得がたい達成感があったからです。

まさに新たに発見したロマンは、私の人生に180度の変化をもたらしました。

現実

もっとも、現実を直視してみると、私のように人生観がガラリと変わる人は少数派に過ぎません。

残念ながら、9割の人はほとんど変わらないまま、人生を終えるのが宿命です。

自分を大きく変えられるとしても、多くの人は40代になってからそのタイミングが訪れるでしょう。

渥美先生いわく、「早熟の人でも35歳」だそうです。

私の場合、アメリカ西海岸視察セミナーに出かけたのは27歳の時でしたが、その直後から考え方が急変したわけではありません。

渥美先生のペガサスクラブに入会し、チェーンストアの勉強を始めたのは33歳の時でした。

変わることのできる1割

果たして、自分が変わることのできる1割なのか、それとも変わることのできない9割なのか。それは、本人の心がけや今後の出会い次第でしょう。

それよりも、マネジメントの側に立つ人間として大切になってくるのは、「9割は変わることのできない人たち」であることを念頭に置いたうえで部下に指示を出していくことになるでしょう。

異なる言い方をすれば、9割の社員は守りに入って、現状を維持することだけを考えがちだということです。

率先してリスクを取って前例のないことに挑戦できるのは、社長や役員、管理職に限られてくるのが現実です。

そして、社長は20年〜30年といった長期スパンの戦略を練り、役員は時流に乗るために乗り物の変更(経営戦略)を5〜10年タームで判断します。

管理職はそういった方針に基づきながら、目の前の課題を解決していくために、「変わらない9割の人」を上手く活用していくことが求められるわけです。

マネジメント

そもそもマネジメントとは、数字と状態について明確な目標を立ててそれを実行すること。

そして、部下に作業させてその数値責任を果たすべき人が管理職です。

具体的な手段としては、

①調査による事実確認

②決まり事(制度)を修正し続ける

③部下に教え続ける

④決まり通りに行動する部下を評価する

⑤決まり通りの作業の進め方を習慣化する

といった5つがあげられます。


その一方で、社長としてはできる限り多くの社員が「変わらない9割の人」から脱するため、教育に力を入れていかなければなりません。

だから、わが社では1年52週の週単位ウィークリーマネジメントによって改善・改革を習慣化させることに力を入れているのです。


似鳥昭雄