日本舞踊とは2
目次
日本舞踊と知床旅情
日本舞踊とは、日本古来の伝統舞踊。
それは美しい。
そこには時代を超え、人が紡いできた歴史があることがうかがえます。
華音先生の踊りを観れる機会に恵まれますと、日本という土地で生まれ、育まれた伝統舞踊の日本独自の美を感じ、華音先生のような人が、江戸時代から現代にかけて、いつの時代にも存在していたのかどうか、という、想像が膨らんでいきます。
そして、華音先生の踊りを観るにつれ、日本舞踊の美と、根強い人気の理由がわかる気がします。
私が特にそれを感じたのは、華音先生に春雨12か月という踊りを教わる時に、その踊りを観せていただけた時でした。
この春雨12か月という曲は、1月から12月までの日本人の文化や生活の習慣を表現している舞踊でございます。
春雨12か月
この春雨12か月という踊りは、日本人の1年の文化や生活習慣を表現している踊りでございまして
曲の始まりはドンドン、と太鼓の音に始まり、その後笛の音、三味線と続きます。
そして、ご挨拶、裃、のし昆布
香る梅、三月のひなまつり
初夏のカツオ売り
船遊び、うつし絵、影芝居、盆踊り、菊の節句
羽根や手まり、たこあげ、すごろく
まだまだいろいろありますが、こうして並べてみますと、さまざまなことを表現しておりまして、それはもう、これだけ表現できる舞踊の手法が素晴らしいの一言につきます。
特に、船遊び、うつし絵、影芝居というところが、とても楽しそうで、私は、船遊びをした時のことを思い出します。
桂川のボート、そしてお団子
高千穂峡の滝
釧路湿原の野生動物
そのほかの船に乗った時のことも思い出してみますと、真っ先に浮かぶのが、知床の野生の熊を見に行く観光船。
ルシャ湾まで行けば、かなりの確率で野生のヒグマを見れる素敵な観光船です。
そして、知床に行くと、必ずどこかで、加藤登紀子さんの知床旅情を耳にします。
春雨12か月から、思いがけず、知床の話しになりましたが、知床は本当に素敵なところなので、また、ぜひ、行ってみたいと思っております。