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潮来出島

目次

潮来出島とは

潮来出島

私が華音先生から教わった踊りに、潮来出島、という舞踊があります。

潮来は現在の茨城県の潮来市でございまして、江戸時代に栄え、潮来節、という唄が座敷唄として流行り、全国に広まったそうです。

私は茨城県のおばあちゃんに、潮来出島を知ってることを言いたくて、おばあちゃんの前で、潮来出島を唄ったことがあります。

それを聞いたおばあちゃんはこう言いました。


古いね。


すごい!

おばあちゃん知ってるんだ!

私は潮来出島を聞いて、古いというよりは、日本舞踊の音楽だなあ、と思いました。
また、華音先生に教わるまで、まったく知りませんでした。

おばあちゃんの感想は、生の声でした。
私はおばあちゃんの生の声を聞けて、嬉しく思いました。

潮来出島の習得

潮来出島の曲調、あやめを表現した振り、品のある動作と間、人生の大半を踊りに費やした何人もの先人に磨かれ、ふるいにかけられてきたことが私にもわかりました。
私は潮来出島を習得する為に、華音先生の開講してる千葉のお教室に通いました。

私の潮来出島の形や動きはイマイチだったのかもしれませんが、無事に振りを覚えて、1人で踊れるようになりました。

そして、その潮来出島を人前で披露する機会が巡ってきました。

潮来出島の披露

潮来出島を披露した時のことは、よく覚えています。あれは職場の先輩が退職する時、その先輩が、日本舞踊を見たことがないので見せてほしい、といいました。
私は何がいいのか考えましたが、私の視点と、日本舞踊を初めて見る人の視点はだいぶ違うのではないかと考えました。

そこで、私は私にできる踊りを、職場の後輩に見てもらい、どの踊りがいいのかアドバイスをもらいました。

そして、私の踊りをひと通り見た後輩は、潮来出島がいいのではないでしょうか、と、教えてくれたので、先輩の送別会の席で潮来出島を披露しました。

今、考えると、よく披露できたものです。
思い出すと、とても恥ずかしいです。
誰かあの時の私を止めてください(笑)